上映スケジュール・予約
- 12月22日(土)神戸アートビレッジセンター シネマ2018年12月22日 14:00 – 16:00神戸アートビレッジセンター シネマ, 日本、〒652-0811 兵庫県神戸市兵庫区新開地5丁目3−14
- 11月24日(土)ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 ホール2018年11月24日 18:00 – 20:00ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 ホール, 日本、〒606-8305 京都府京都市左京区吉田河原町19−3
- 11月15日(木)豊中市立文化芸術センター練習室22018年11月15日 19:00 – 21:00豊中市立文化芸術センター練習室2, 日本、〒561-0802 大阪府豊中市曽根東町3丁目7−2
プレ・トーク 18:00 - 18:30
映像上映 18:30 - 20:00
定 員:80名 (要予約)
トーク・ゲスト:前田 真二郎
*終了しました
プレ・トーク 14:00 - 14:30
映像上映 14:30 - 16:00
定 員:90名 (要予約)
トーク・ゲスト:三輪 眞弘
プレ・トーク 19:00 - 19:30
映像上映 19:30 - 21:00
定 員:40名 (要予約)
トーク・ゲスト:さかい れいしう
*終了しました
About
「記憶の劇場Ⅲ」大学博物館における文化芸術ファシリテーター育成プログラム
活動④「モノローグ・オペラ『新しい時代』上映会の制作」
『新しい時代』
三輪眞弘+前田真二郎 モノローグ・オペラ 映像上映
モノローグ・オペラ『新しい時代』は、作曲家 三輪眞弘が、映像の前田真二郎と協力して作り上げた作品で、2000年に京都と東京で初演されました。まだオウム真理教による一連の事件や、神戸の少年児童殺傷事件などが記憶に新しかった時代です。14歳の少年だけを登場人物とし、オーケストラの代わりに4台のキーボードがおかれたオペラ。少年はコンピュータ空間の中を飛び交う情報の中に新しい時代の神の存在を感じ取り、その神に帰依し、より高いステージへと向かうため、自分の情報をデータに変換して、自らの肉体を消滅させる、つまり自死するという物語です。
このオペラを再演する試みが2017年12月に行われ、愛知県芸術劇場とザ・フェニックスホールの主催で上演されました。この公演は、その年の演奏会のうち、チャレンジ精神に満ちた企画でかつ水準の高いものに贈られる「佐治敬三賞」(サントリー芸術財団)を受賞しました。今回その上演の記録映像を上映します。
ネットの中の自分の方が、現実の自分より大切だ、という人が増え、AIこそが神だということが真剣に議論されているこの時代にこそ、観て、聴いて、考えておかねばならない作品です。制作側のゲストを招いてのプレトークも開催します。